タイの野鳥その1・バンコクの南・タイランド湾と周辺の田園  ≫その2

(1)バンコクの南・タイランド湾と周辺の田園の鳥
(2)バンコク南西部の山岳・ケーンクラチャン国立公園(Kaeng Krachan National Park)の鳥
(3)バンコク北部の湖(Bueng Boraphet・ブン ボラペット湖)の鳥
(4)バンコク北部の山岳(Nam Nao National Park・ナムナオ国立公園と周辺)の鳥
(5)ミャンマー国境・ドイアンカーン(Doi Ang Khang)と、タイ北部チェンマイ近郊の鳥
(6)プトエイ国立公園(Phu Toei National Park)と、メイ・ウォン国立公園(Mae Wong National Park)の鳥 2016/4/9〜10
  
     2016/1/17、バンコクへはタイ国際航空の直行便で、関西国際空港を 0時30分に出発、早朝の6時30分(現地時間4時30分)に到着し、約6時間弱の旅でした。
さっそく、バンコクの南にあるタイランド湾のサムットプラカーン(Sumutprakarn)県バンプー(Bangpoo)で探鳥し、チャガシラカモメクロハラアジサシ、インドハッカ、オオカワセミ、オニカッコウなどを見ました。

2016/4/9 今回もタイに到着早々に、サムットプラカーン県バンプーで鳥見。夏羽のチャガシラカモメ・ユリカモメ・クロハラアジサシ、キンパラササゴイ・ジャワアカガシラサギなど。

   2016/1/17、チャガシラカモメなどを見た後、サムットソンクラーム県(Samut Songkhram)、ペッチャブリー県(Phechaburi)の田園地帯で探鳥しました。
クロトキジャワアカガシラサギインドトサカゲリアジアレンカクハリオハチクイオウチュウアジアマミハウチワドリキンイロコウヨウジャクホオジロムクドリ
ナンキンオシ、ダイサギ・チュウサギ・アマサギ・コサギ、セイタカシギ・タシギ・タカブシギ・アカアシシギ・オグロシギ・レンカクスキハシコウ、カノコバト・ベニバト・ドバト、オオバンケン、アカモズ、スズメ・セアカスズメ、ジャワハッカ、ノビタキ、シロハラクイナ、コアジサシ、アオショウビン、ヤマショウビン、インドブッポウソウ、シロガシラトビなど。

2016/4/11、4/13、4/14、タイランド湾沿いの田園で探鳥。
2016/1は私有地の池にいて、見ることが出来なかったホシバシペリカンを。 夏羽のジャワアカガシラサギアカガシラサギインドトキコウスキハシコウムラサキサギヨシゴイリュウキュウヨシゴイマミジロクイナツルクイナシロハラクイナヒクイナハシナガクイナ、バン、リュウキュウガモレンカクアジアレンカクアジアコビトウベニバト
オバシギオグロシギタカブシギ、セイタカシギ、オーストラリアセイタカシギ?アカアシシギ、アオアシシギ、コアオアシシギサルハマシギタシギタマシギツバメチドリクロハラアジサシコアジサシケリムナグロオオメダイチドリ
オニカッコウヒメカッコウカタグロトビシロガシラトビヤツガシラチョウショウバトミドリハチクイ、ハリオハチクイ、ヒメマミジロタヒバリツメナガセキレイシキチョウキンイロコウヨウジャクヤマショウビンオオヨシキリ、ハシブトガラス、インドハッカ、オオハッカ、ジャワハッカ
など。

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チョウショウバト  
 
チョウショウバト(長嘯鳩) Zebra Dove   
 タイ ペッチャブリー県 2016/4/11
 ハト目ハト科。全長約21〜21.5cm。東南アジアに自然分布する。
 ⇒ 鳴き声が良いのでペットとして人気があるそうです。
 
インドトキコウ  
 
インドトキコウ(インド朱鷺鸛) Painted Stork   
 タイ ペッチャブリー県 2016/4/11
 コウノトリ目コウノトリ科。全長約93〜102cm。雌雄同色。インド、中国南部、東南アジアなどに分布する。
 ⇒ 
 ⇒   ペッチャブリー県 The Laem Phak Bia Royal Project 2016/4/11
 
ホシバシペリカン  
 
ホシバシペリカン(星嘴ペリカン) Spot-billed Pelican   
 タイ ペッチャブリー(Phechaburi) The Laem Phak Bia Royal Project 2016/4/11
 ペリカン目ペリカン科。全長約127〜140cm。雌雄同色。インド東南部、スリランカ、カンボジアなどに分布する。日本では、2006年に南西諸島で記録がある。
 ⇒    群れで魚を追い込んでいました。
 ⇒   ペッチャブリー県 2016/4/11 別の場所です。
 
ジャワアカガシラサギ  
 
ジャワアカガシラサギ(ジャワ赤頭鷺) Javan Pond Heron   
 タイ ペッチャブリーの田園地帯 2016/1/17
 ペリカン目サギ科。全長約45cm。雌雄同色。日本では迷鳥として沖縄県、石垣島で記録がある。インドネシアのジャワや、タイ・カンボジアなどに生息する。
 ⇒ 冬羽。アカガシラサギも同じ場所にいました。大きさで比較すると、ジャワアカガシラサギが小さい[3] 。 
 ⇒ アカガシラサギとジャワの識別は、飛んだところを写真に撮って識別する以外には分からないようです。
 ⇒ ジャワアカガシラサギは、初列風切先端が真白です。「冬羽や幼鳥は、識別が出来ないかも知れないが、初列風切先端の灰色はアカガシラサギより少ない[4] 」と記述され、図鑑の飛翔したイラストにも表示されています。またガイドさんによると、三列風切が茶褐色であると。
 ⇒ バンコク カセサート大学 2016/4/10 夏羽。
 ⇒ サムットサーコーン(Samut Sakhon)県の田園地帯 2016/4/14 タイランド湾沿いの田園では、ジャワアカガシラサギが90%ほど、アカガシラサギが10%ほどでした。
 ⇒  サムットサーコーン県の田園地帯 2016/4/14
 ⇒※ 参考 ランカウイのジャワアカガシラサギ
 
アカガシラサギ  
 
アカガシラサギ(赤頭鷺) Chinese Pond Heron   
 タイ サムットサーコーン(Samut Sakhon)県の田園地帯 2016/4/14
 ペリカン目サギ科。全長約45〜52cm。雌雄同色。日本では数少ない旅鳥。中国中東部で繁殖し、東南アジアで越冬する。
 ⇒ ペッチャブリーの田園地帯 2016/4/11 夏羽。タイランド湾沿いの田園では、圧倒的にジャワアカガシラサギが多かった。
 ⇒※参考 日本のアカガシラサギ 
 
クロトキ  
 
クロトキ(黒朱鷺) Black-headed Ibis   
 タイ ペッチャブリー(Phechaburi)県の田園 2016/1/17
 ペリカン目トキ科。全長約68cm。雌雄同色。中国東部やインド・スリランカなどで繁殖し、東南アジアなどで越冬する。日本には、稀な冬鳥として西日本などへ渡来。
 ⇒   冬羽で、夏羽は背に灰色の飾り羽が出る。
 
ツルクイナ
 
ツルクイナ(鶴水鶏) Watercock
  タイ ペッチャブリー県の田園 2016/4/11  
 ツル目クイナ科の水鳥。全長♂約42〜43cm、♀約35〜36cm。インドや東南アジア、中国南部・朝鮮半島や南西諸島に生息する。

 ⇒  ♀。
 ⇒  繁殖羽に換羽中の♂でしょうか?
 ⇒ ペッチャブリー県の田園 2016/4/13 ♀。
 ⇒※ 石垣島のツルクイナ 
 
ハシナガクイナ
 
ハシナガクイナ(ミナミクイナ)(嘴長水鶏) Slaty-breasted Rail Gallirallus striatus
  タイ サムットソンクラーム(Samut Songkhram)県の田園 2016/4/14  
 ツル目クイナ科の水鳥。全長約26〜31cm。インドや中国南部、東南アジア、台湾などに分布する。日本では沖縄・宮古島・奄美大島で記録がある。

 ⇒  成鳥。
 
オニカッコウ  
 
オニカッコウ(鬼郭公) Asian Koel   
 タイ サムットソンクラーム県の田園 2016/4/14
 カッコウ目カッコウ科。全長約40〜44cm。インド・中国南部・東南アジアに広く分布する。日本では、石川県で記録がある。
 ⇒   ♀。タイではどこに行っても、大きな声で鳴いていました。しかし、木の中などにいて撮影が難しい鳥でした。
 ⇒  ♂が2羽で縄張り争いをしていました。
 
ヒメカッコウ  
 
ヒメカッコウ(姫郭公) Plaintive Cuckoo   
 タイ ペッチャブリー県の田園 2016/4/13
 カッコウ目カッコウ科。全長約21.5〜23.5cm。インド東部・中国南部・東南アジアに分布する。日本では、石川県などで記録がある。
 ⇒ ♂。
 
チャガシラカモメ  
 
チャガシラカモメ(茶頭鴎) Brown-headed Gull   
 タイ サムットプラカーン(Sumutprakarn) バンプー(Bangpoo)リゾート 2016/1/17
 チドリ目カモメ科。全長約42cm。雌雄同色。迷鳥として、茨城県と千葉県、沖縄県で観察記録がある。インド北西部やチベットなどで繁殖し、インドから中国南部の沿岸で越冬する。
 ⇒ 冬羽で頭は白い。ユリカモメもいるので、ややこしいです。成鳥はミラー(翼先端の黒色部の中にある白斑)があるのが、ユリカモメ成鳥との識別では決め手です。虹彩は淡色。
 ⇒  画像3の右は、チャガシラカモメ成鳥。2年目で成鳥羽になる。第1回冬羽ではミラーが無く尾に黒帯があり虹彩は黒く、ユリカモメと同様です。画像3の左と画像4は、チャガシラカモメの第1回冬羽だと思いますが?
 ⇒ 中央の2羽はチャガシラカモメ成鳥。ユリカモメはチャガシラカモメより小さい[1] [2]のと、ユリカモメの嘴は細いので、左はチャガシラカモメ若鳥だと思うのですが?
 ⇒※ 参考 ユリカモメのページへ 
 ⇒    サムットプラカーン県バンプーリゾート 2016/4/9 夏羽。
 
クロハラアジサシの写真
 
クロハラアジサシ(黒腹鰺刺) Whiskered Tern
 タイ バンプー(Bangpoo)リゾート 2016/1/17
 チドリ目カモメ科。全長約26cm。中央アジア・南アジア・中国東北部などで繁殖し、冬季は東南アジア・オーストラリアなどで越冬する。
 ⇒ タイ ペッチャブリーの田園地帯 2016/1/17 冬羽。
 ⇒  ペッチャブリーの田園地帯 2016/1/20
 ⇒ サムットソンクラーム県 2016/4/13 夏羽に移行中。
 ⇒ ムットサーコーン県 2016/4/14 夏羽
 
インドトサカゲリ  
 
インドトサカゲリ(インド鶏冠鳧) Red-wattled Lapwing  
 タイ ペッチャブリーの田園地帯 2016/1/17
 チドリ目チドリ科。全長約31.5〜35cm。
 ⇒   チェンマイ近郊 2016/1/26
 
アジアレンカク  
 
アジアレンカク(アジア蓮角) Bronze-winged Jacana  
 タイ ペッチャブリーの田園地帯 2016/1/17
 チドリ目レンカク科。全長約27〜30cm。
 ⇒ 
 ⇒ ペッチャブリーの田園 2016/4/11
 ⇒ サムットソンクラーム(Samut Songkhram)県 2016/4/14 とても長い足指です。
 
カタグロトビ  
 
カタグロトビ(肩黒鳶) Black-winged Kite  
 タイ サムットソンクラーム(Samut Songkhram)県の田園地帯 2016/4/14
 タカ目タカ科。全長約31〜35cm。アフリカ、インド・東南アジア・ニューギニアなどに分布する。日本では迷鳥として琉球諸島で記録されていが、2015,2016年は先島諸島で観察例が多い。
 ⇒ 肩が黒い。
 ⇒   ペッチャブリー県の田園 2016/4/11 ホバリングして獲物をさがしていました。
 ⇒※参考 ケニヤのカタグロトビ
 
シロガシラトビ
 
シロガシラトビ(白頭鳶) Brahminy Kite
  タイ ペッチャブリーの田園地帯 2016/1/20
 タカ目タカ科。全長約44〜52cm。翼開長110〜125cm。インド、東南アジア、中国南部、オーストラリアなどに生息している。日本では、2014年2月に石垣島で日本初記録されました。

 ⇒  タイ サムットソンクラーム県の田園 2016/4/13 成鳥。
 ⇒  タイ サムットサーコーン県の田園 2014/4/14 若鳥。
 ⇒※ 参考 ランカウイのシロガシラトビ 
 
ヤツガシラ
 
ヤツガシラ(戴勝) Eurasian Hoopoe
  タイ ペッチャブリー県 2016/4/11
 サイチョウ目ヤツガシラ科。全長約27cm。ヨーロッパ・アフリカ・南アジア・東南アジア・中国などに広く分布する。日本には、春と秋の渡りの時期に数少ない旅鳥として飛来する。 

 ⇒ 
 ⇒※ 日本のヤツガシラ 
 
ヤマショウビンの写真  
 
ヤマショウビン(山翡翠) Black-capped Kingfisher
  タイ サムットソンクラーム県の田園 2014/4/13    
 カワセミ科の鳥。全長は約28cmで雌雄同色。中国東部や朝鮮半島で繁殖し、東南アジアで越冬する。またインドなどには周年生息する。日本ではまれに見られる旅鳥。

 
⇒※ 日本のヤマショウビン 
 
ハリオハチクイ
 
ハリオハチクイ(針尾蜂食) Blue-tailed Bee-eater 
 タイ ペッチャブリー(Phechaburi)の田園地帯 2016/1/17
 ブッポウソウ目ハチクイ科。全長約24cm。東南アジア・中国南東部などに分布する。日本では、2015/4/26 沖縄県那覇市で初記録された。
 ⇒ 
 ⇒※ 参考 台湾のハリオハチクイ
 ⇒※ 参考 ランカウイのハリオハチクイ
 
ミドリハチクイ
 
ミドリハチクイ(緑蜂食) Green Bee-eater 
 タイ ペッチャブリー(Phechaburi)の田園 2016/4/11
 ブッポウソウ目ハチクイ科。全長約23cm。アフリカ・インド・東南アジアなどに分布する。
 ⇒ 頭は赤褐色で、喉は緑色。
 
オウチュウ
 
オウチュウ(烏秋) Black Drongo 
 タイ ペッチャブリーの田園地帯 2016/1/17
 スズメ目オウチュウ科。全長約27〜28.5cm。
 ⇒ 写真を撮ると、口角の付け根に白斑があります。
 ⇒ チェンマイ空港周辺 2016/1/26 いろいろな場所で普通に見ることが出来ました。
 
アジアマミハウチワドリ
 
アジアマミハウチワドリ(アジア眉羽団扇鳥) Plain Prinia 
 タイ ペッチャブリーの田園地帯 2016/1/17
 スズメ目セッカ科。全長約13.5〜15cm。
 ⇒ 
 ⇒  チェンマイ空港周辺 2016/1/26
 
ホオジロムクドリ
 
ホオジロムクドリ(頬白椋鳥) (Asian)Pied Mynar 
 タイ ペッチャブリーの田園地帯 2016/1/17
 スズメ目ムクドリ科。全長約22〜25cm。
 ⇒   ボラペット湖 2016/1/21
 
オオハッカ
 
オオハッカ(大八哥) Great Myna, White-vented Myna  
 タイ サムットソンクラーム県の田園 2016/4/13
 スズメ目ムクドリ科。全長約24.5〜27.5cm。@嘴は明黄色。A虹彩は暗赤褐色。B下尾筒は白。
 ⇒ 同じように下尾筒が白いジャワハッカは虹彩が黄色。ハッカチョウの下尾筒は白と黒の横じま。
 
シキチョウ
 
シキチョウ(四季鳥) Oriental Magpie Robin 
 タイ ペッチャブリー 2016/4/13
 スズメ目ヒタキ科。全長約19〜21cm。インドから東南アジア、中国南部、台湾などに生息する。
 ⇒ タイ ペッチャブリー 2016/4/11
 ⇒台湾のシキチョウ 
 ⇒ボルネオのシキチョウ 
 
キンイロコウヨウジャク
 
キンイロコウヨウジャク(金色紅葉雀) Asian Golden Weaver 
 タイ ペッチャブリーの田園地帯 2016/1/17
 スズメ目ハタオリドリ科。全長約15cm。
 ⇒ メス。
 ⇒   サムットソンクラーム(Samut Songkhram)県 2016/4/13 ♂。
 ⇒  2016/4/13 ♀。
 
キンパラ
 
キンパラ(金腹) Chestnut Munia 
 タイ サムットプラカーン県 Bang Pu Mai 2016/4/9
 スズメ目カエデチョウ科。全長約11〜11.5cm。中国南部、インド南部、東南アジアに生息する。日本では、外来種として確認されている。
 ⇒ オス。
 
 脚注
 1.ユリカモメ 全長41cm、チャガシラカモメ 全長42cm。フールドガイド日本の野鳥 日本野鳥の会
 2.ユリカモメ 全長35-39cm、チャガシラカモメ 全長42-46cm。Birds of South-East Asia, Craig Robson
 3.ジャワアカガシラサギ 全長45cm、アカガシラサギ 全長45-52cm。Birds of South-East Asia, Craig Robson
 4.HELM FIELD GUIDES, Birds of South-East Asia, Craig Robson ISBN 978-1-4729-2423-0
 5.鳥の全長については、フールドガイド日本の野鳥,日本野鳥の会と、Birds of South-East Asia, Craig Robson による。

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